念写 商品

念写とは、頭にイメージしたものを念じることによって、カメラのフィルムや紙などに焼き付けることを言います。超能力のひとつに数えられています。
透視と念力両方の特徴を持った能力で、明治時代における透視の実験・研究中に発見された現象とされています。
念写には二つのタイプがあり、ひとつは透視によって得たイメージを、念力によってフィルムに焼き付けるタイプ。もうひとつは透視は行わず、自分が頭の中に描いたイメージをフィルムに焼き付けるタイプがあるとされています。
念写の実験は発見当初から盛んに行われていましたが、いずれも解明されていません。また、念写実験として有名なものには、1931年2月24日に行われた「月の裏の念写実験」というものがあります。

謎解きのおもしろみに欠ける
千利休をはじめ,歴史上の人物や謎を引き合いに現代の事件を解決していくのですが,
その経過があっさりしていておもしろみに欠け,今ひとつ物語に入ることができません.
符合の多さも出来過ぎですし,歴史も事件も関心や驚きといったものもあまりありません.

また,ページ数はそれほどもないのに,冗長な描写が目立つのが引っかかるところで,
探偵役がカメラ屋の店主ということから,カメラ関連のうんちくは理解できるのですが,
それ以外にも人物や条件,明らかに関係のないものまで細かく語られるのには退屈します.
カメラの話にしても,それが物語や事件に強く繋がっているというほどではありませんし….

ほかにも,メイド喫茶で働く女の子とオタク刑事を登場させ「萌え〜」と言わせたり,
そのオタク刑事の名前が『秋葉卓郎』だったりと,安いキャラクタ設定も今ひとつです.

事件に歴史だけでなく念写を絡めるのがおもしろく,軽めの会話も読みやすかっただけに,
もし続刊があるのならもう少しスッキリ,そして謎解きが楽しめるようだとよいのですが….

なお,『念写探偵』とあるように,探偵役の主人公は念写を使うことになっていますが,
自由自在に,また念写で犯人を浮かび上がらせて解決…といったようなことはありません.
そのため,ミステリでのアンフェア感やオカルトのニオイというものは薄いように思います.
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